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花の都パリは日本人には甘くない。恐怖(?)の「パリ症候群」とは? [旅行]

何年か前にパリに行った時の話。
一緒に仕事をしたパリ在住の日本人女性に、軽い気持ちで、
「いいですね。花の都パリに住めるなんて、羨ましいです」
と問いかけた。
場所は連れてってくれたサンジェルマン・デ・プレのビストロ。
そしたら目の前でぐいっとミネラルウォーターを飲み干した後、
「旅するのはいいんですよ。でも住むとなるとね…」
と真剣な目で旅人のあたしに向かって言われたので、
それ以上、この話は続けられなかった。

それからしばらくして、東京で「パリ症候群」という本が
出ているのを発見した。
著者は、パリ在住の精神科医の太田博昭先生。
読んで「なるほどなー」と納得した覚えがある。
(さっきから「佐賀市」じゃない、探しているのだが、
先月買った本さえ行方不明なのに、簡単に見つかるはずもない)

パリ症候群

パリ症候群

その後、何度かこの言葉に接してきたが、
2005年02月02日朝日新聞の朝刊に、
「在留日本人のパリ症候群」という記事が出た。

パリに住む日本人が毎年100人ほど鬱病になってしまう。
これを「パリ症候群」と太田先生が命名した。
特徴は20代、30代の女性が7割と多いこと。
今、危ないのは転職志望の女性たち。
ファッションやメディア関係など「パリらしい」仕事を
したいと夢を抱いてくる人がこの罠にはまるそう。

症状としては、将来への不安やコミュニケーション失調。
さらに対人恐怖、外出恐怖に進展し、ひどい場合は強制入院
自殺未遂に至るケースもあるとか。
原因を太田先生は、フランスのサービスの悪さ、いい加減さと分析。
日本人は、サービスの悪さを責めるのではなく、
自分を責めてしまうのだと。

本(1991年に出ている)を出してから、随分たっているのに、
パリ症候群はひどくなっているみたいですねー。

朝日の元ネタは「リベラシオン」(2004年12月13日の記事)
「フランス語の堪能な方はどうぞこちらをご覧ください」と
http://www.liberation.fr/vous/161116.FR.php
言いたい所ですが、既に無料公開の時期は過ぎているらしく、
記事を閲覧するには、お金がかかる模様。
日本語でしかも解説付きで読めるのが、
フランス現代思想の専門家であり、神戸女学院大学教授の
内田樹先生のブログのずばり「パリ症候群」という記事。
http://blog.tatsuru.com/archives/000739.php
http://www.tatsuru.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/743

あ、そうだ、なんで「パリ症候群」について書こうと
思ったかというと、10月23日のお昼過ぎ、
「日本人旅行者、夢と現実のギャップで『パリ症候群』」
というロイターの記事を読んだから。

今度は、居住者じゃなくて、「旅行者」ですよ。
「パリを訪れる日本人観光客のうち、年間12人程度は心理療法が
必要な状態になる」んですって。http://news.www.infoseek.co.jp/reuters/entertainment/story/23reutersJAPAN233173/
原因は、「不親切なパリジャンや薄汚れた通りなど、
さまざまな現実を目(に)することで旅行前の期待が
裏切られたように感じ、精神的なバランスを崩すこと」とか。

申し訳ないけど、なんだか笑ってしまいました。
「これだけどそうなってしまうならば、
そうした人はいずれ、どこにいても同じ症状に
陥ってしまうのでは。その人たちにとって
裏切られる対象はパリだけなのかなー?」と思ったからです。

後、記事中に「2004年に精神科医が最初に名付けた」と
あるのですが、「パリ症候群」という言葉は、
それより随分前に、本で書かれているのですけど…。
上記、及び「フランス・パリ地区における邦人のメンタルヘルスケア」
太田先生による報告。中に「パリ症候群」の本についても。
http://jomf.health.co.jp/report/kaigai/18/060.htm

ちなみディマンシュ紙は、
http://www.lejournaldudimanche.fr/accueil/index.php
記事がオンラインで読めますが、有料です。
http://www.pressdisplay.com/pressdisplay/viewer.aspx

今や「セレブ」となっている二人の元アナウンサーを持ち上げる女性誌。
ああした記事もいたずらにパリへの憧れをあおっているような気も。
一方、パリで暮らす某女優が「引きこもり」なんて噂もあるし…。
(「引きこもり」が悪いわけじゃない)

ところで、最初にあげた女性は、今も元気にパリで暮らしており、
その後輩女性とともに、活動の一端を知ることができる。
(詳しく書くとすぐわかってしまう狭い業界で仕事をしているので、
抽象的な書き方ですいません)
久しぶりにメールでも送ってみようかしら。

太田先生のインタビューは、パリ在住の日本人のための
情報誌「ビズ」(現在は休刊中)のバックイシュー29号に掲載。
(送ってもらえる)
http://www.bisoupfj.com/html/bnumber.html

「いつも不機嫌」で「とにかくなんにでも文句をつける」が「自分らしく生きる」
というパリジャン。もちろんその例にもれないサンジェルマン・デ・プレ生れの
パリジェンヌ(10歳までは世界を放浪しているから「生粋」のとは言い難いが)の
クレモンティーヌが「気まぐれ」に「思いつくまま」に
とっておきのパリを紹介しています。

クレモンティーヌの新・フランス案内―サンジェルマン・デ・プレとコート・ダジュール

クレモンティーヌの新・フランス案内―サンジェルマン・デ・プレとコート・ダジュール

  • 作者: クレモンティーヌ, Cl´ementine, CLEMENTINE
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 単行本

クレモンティーヌの最新作は、スタンダードとなっている
映画音楽中心の軽い仕上がり。聞く人を楽園へと導いてくれるはず。
映画「ぼくを葬る」に楽曲を提供し、その公開にあわせるかのように、
今夏、来日しライブを実施。
京都の日本人デュオ「ジュスカ」ともコラボ。

あ、気付いたパリジャンって京都人だ。
底意地悪いもん。でもある意味、それを見せない、
わからせないようにしている京都人の方が上かも。
(でも京都の姉妹都市フィレンツェの
フィオレンティーナは底意地悪くないんだよね)

クレモンティーヌの公式ホームページ
http://www.excite.co.jp/music/special/cle/

ルミエール

ルミエール

  • アーティスト: クレモンティーヌ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/06/14
  • メディア: CD

ついでに映画「僕を葬(おく)る」
http://www.bokuoku.jp/
この予告編でクレモンティーヌの曲「風と海」の一部が聞ける。

日本人デュオ「ジュスカ・グランペール」
(「おじいさんになるまで」という意味のフランス語。
二人が「共に白髪が生えるまで」活動しようと
名付けたとらしい。ホント!)
http://jusqua.com/


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大那将猛

こんにちは
面白い記事ですね。
男性版パリ症候群にかかってしまいました。大那将猛(おおくにまさたけ)と
いいます。
本当に移住したいなと思って大急ぎでフランス語勉強してます。
でも、大雑把で変人が多いという噂も知っていてそれがまた魅力なんですけど
移住は準備と理解が要りますね。
by 大那将猛 (2006-10-29 09:14) 

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パリ症候群(旬太郎 2006-10-24 11:57)

パリ症候群 って何?てことでパリ症候群 関連ブログの紹介です。詳しくは各ブログをぜひ訪れてみて!!

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