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桃太郎のとんがりモモが食べたい [グルメ]

8月末、日本橋図書館に行って、1時間無料で使えるパソコンを使っていました。
(申し込めば、1時間、インターネットにつながる
デスクトップパソコンが、無料で使える)

そしたら、おそらく夏休みの宿題の自由研究を
滑り込みで間に合わせようと狙った?中学生が、
カウンターで、「桃太郎や白雪姫のその後について書かれた本ないですか?」
と質問していました。

皆さん、ご存じですか? そんな話。

そんなことを思っていたら、8月30日の日刊スポーツに、
《桃太郎はなぜモモから生まれたの?》との見出しが。
《動植物の不思議に迫る「おとぎ話の生物学」》という本の紹介でした。

おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?

「桃太郎」だけではなく、「白雪姫」「ジャックと豆の木」などの、
日本だけでなく、西洋のおとぎ話に出てくる動植物の不思議について
書いた本です。

本の目次をあげておきます。
《1 桃太郎はどうして鬼退治に出かけたのか?
2 ウサギはなぜカメに負けたのか?
3 竜宮城はどこにある?
4 森のキノコはなぜ水玉模様なのか?
5 オオカミなんか怖くない?
6 スズメのお宿はどこにある?
7 タヌキは本当に化けるのか?
8 カチカチ鳥の正体は?
9 本当にキリギリスが悪いのか?
10 ジャックと豆の木は天に届いたのか?
11 世界で一番大きい生き物はなに?
12 カキの種に価値はあるのか?
13 かぐや姫はなぜ竹から生まれたのか?》

なかなかにおもしろそうでしょう?

日刊の記事も、最初は、《桃太郎がモモから生れたのは、実はモモに秘密があった─。》
著者の蓮見さんが、あげている仮説は、古事記、中国の例をあげて、《モモは昔から、
鬼退治のシンボルだったのだ》というもの。

昔、桃太郎のお話を親から聞いて、絵本を読んだ時、
桃をおばあさんが包丁で割って、その中から男の子が出てきましたね。

あのモモですが、今、ちまたに出回っているモモと違って、
とんがったモモに描かれていませんでしたか?

ずっと昔、小さいころ、あのモモを食べたいと思っていたんですね。
そのころ、近所に、モモを植えている家があって、そこのモモが、
まさしくその桃太郎のモモに近いとんがりモモだったのですね。

結局、そこのモモは、いただくこともなく、いつの間にか、
家が建て替えられてしまったので、結局食べられなかったのです。

そんなことが気になっていたら、同じようなことを思っていた人が
いたんですね。

1月以上前になりますが、7月20日毎日新聞朝刊に、
もう一度食べたい:天津モモ とんがり、桃太郎》という記事が出ました。 


これは、73歳になる北海道のご婦人が、50年前に食べた桃太郎の絵本に出てくる
先のとがったモモが食べたいと、投書されたんですね。

そのモモは天津モモという名前であると。

同種のお便りが新聞社に寄せられたそうなんですが、ほとんどが70代以上だったそうです。
(さすがに、そこまで年齢を重ねてはいません)

硬さ酸っぱさ、敬遠され/福島でひっそり栽培/皇后さまの一声で光も

そこで、記者の方が、探し求めること2度目の夏、ようやく見つけたらしいのです。

あったのが、福島。
《福島市飯坂町の果樹園に、天津モモはあった》そうです。

山崎果樹園で、ご主人の山崎一夫さんは、
《「子どものころから親しんだモモ。だから捨て難くて。》と今でも作り続けていたとのこと。

この天津モモは、《昭和30年代までは「どこのモモ畑にも植わっていた」》そう。
《特長は、硬くて日持ちすること。「船員さんたちに人気があって、どの港でもひっぱりだこだった。》
のですが、なぜこのモモが消えてしまったのか?

それは、《貯蔵・輸送方式の変化と、甘くて柔らかい新品種に押され》たから。
流通が発達し、日持ちがしなくて軟らかいモモでも、広く日本中に届けられるようになったからの
ようです。軟らかくて甘いモモが出回れば、硬くて酸っぱい天津モモはどうしても売れなくなりますよね。

《「収穫は先っぽが赤くなる8月上旬。出荷するほどの量もなく、趣味みたいなものです」》ので、
ほとんど流通していないようです。
記事では、連絡先が記されていました。
しかしもうおそらく在庫はないと思いますが、来年のために記しておきます。

《■山崎果樹園
往復はがきに住所、氏名、電話番号を明記し〒960-0211 福島市飯坂町湯野字四箇39、
山崎果樹園、山崎一夫さん。天津モモと旬のモモ「あかつき」の詰め合わせ(3キロ)で
先着20人に販売する。価格は2000円(消費税込み、送料別)》

さらに記事では、《福島市荒井の自然公園・四季の里にも植えられている。》と。
これは、95年秋に開かれた「ふくしま国体」に、天皇、皇后両陛下がおいでになった折、
《四季の里にも立ち寄られ、皇后さまが「昔の絵本の桃太郎に出てくるような、とがったモモは
ないのですか」と尋ねられた。》ことがきっかけで探され、市内2軒の農家にあるのを見つけたそう。
《その1軒が山崎さんだった。》のだとか。

その木の世話をしている方に言わせれば、《「いまの甘いモモに慣れた舌には、ただ酸っぱいだけ。味も食感も、モモというよりプラムに近い感じです」。》なんだとか。

でも食べてみたいなー。

四季の里の連絡先も。なお8月11日に、無料で1個づつ来園者に配布した模様。
《■四季の里
福島市荒井字上鷺西1の1(電話024・593・0101)。8月11日の夏祭り(花火大会)当日、入園者に天津モモ1個をプレゼント。希望者は「もう一度食べたいを読んだ」と公園事務所へ。数に限りがあるため先着順。入園無料。》

いや、この天津モモはもっと他にもあるに違いないとネットを探しました。
そしたら、2006年8月9日の 
朝日新聞の「どらく」、「ニッポン彩はっけん 白桃」に記述がありました。
http://doraku.asahi.com/earth/japan/seisan/060809.html

そこには、天津水蜜とあり、ほぼ絶滅状態で、
《岡山県農業総合センター農業試験場以外には、国の果樹試験場にしか残されていないようです》
とあります。残念。

で、そこにちょっと気になる記述が。
桃太郎の筋についてなのです。
モモの中から出てきたのではなくて、
《「桃を食べて若返ったおばあさんが子供を生んだ」というのが筋書きのようです。》

モモを食べて二人が若返り、それで子を成したと…。
これは、確かに聞いたことがありますね。

さてさて、天津モモに戻ります。
さらにネットで調べているち、
《ちいきしんぶん》の2007年8月10日号
《桃太郎が生まれた赤い桃》との記事が。
http://www.kubaru.jp/news/2007/08/post_30.html

それによれば、高崎市若田町の果樹園を営んでいる清水久丸さんという方が、
この天津モモを栽培されていらっしゃる様子。
探せばあるんですねー。

ところで、実は、以前から「桃太郎」については、
色々と関心があったので、調べていたのですが、
それには、いくつかきっかけがあります。

その一つが大学の時に、香川県の出身者が、
「桃太郎の故郷は岡山ではなくて、香川県の鬼無町」と
話してくれたこと。

実は、鬼無町は、後年になって、イタリア人の口から
その名前をきくことになります。
というのは、この香川県の鬼無町は、松の盆栽の日本一の産地で、
世界の盆栽愛好家にも知られている町なんですね。
http://www.kinashi-bonsai.com/

イタリア人が行きたがった日本の意外な場所》など、
イタリアに限らず、世界で盆栽が流行中。

で、ハドソンという会社の「桃太郎電鉄」というゲームソフトがありますが、
JR鬼無駅には、このソフトの石像があり、ちまたでは「鬼無桃太郎駅」とも、
呼ばれているとか。(毎年、桃太郎祭りも開かれている)

この鬼無町について調べているうちに、別の方から、
桃太郎研究家という方がいらっしゃるということを教えられます。
それが、小久保桃江さん。
http://www.nhk.or.jp/100banzai/file/2003/0531/index.html
http://www.shitamachi.net/kao/009.htm

日本桃太郎の会をお作りになり、さらに桃太郎資料館を開いておられました。
お元気な頃に伺って、桃太郎の関連資料や収集物を拝見し、
お話を伺ったことがあります。

何冊か桃太郎関係の本を出されています。
桃太郎を世界へ》(楽天ブックス)
童話三国志》(アマゾン)
桃太郎の研究―福祉の原点と》(アマゾン)

小久保さんは、2005年にお亡くなりになりました。
あの資料館はどうしたんだろうと思っていたら、
小久保さんの故郷、岡山で甥御さんが、遺志をついで、
この7月14日、資料館を開かれたのですね。

山陽新聞、7月15日、
《桃太郎資料館が開館 高梁・備中
故小久保さんの遺志を継承 絵や玩具2000点展示 》
 http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/07/15/2007071510220451024.htmlm

桃太郎資料館
高梁市備中町東油野
入場無料。開館は土、日、祝日の午前9時~午後4時。
問い合わせは平日昼間が小川鉄工所(0866-45-2546)。
それ以外は小川さん方(0866-45-2602)。

毎日新聞 2007年7月19日でもこの資料館の記事が。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/joho/archive/news/2007/07/19/20070719ddlk33040166000c.html

あの浦島太郎についての本を出された冒険家の高橋大輔さんも、
小久保さんに生前、会われていたようです。
《日本一になりなさい》
http://blog.excite.co.jp/dt/3910956/

桃太郎の桃についての記述
《”桃の霊力”で鬼退治》との2001年6月30日の山陽新聞の記事
http://www.seidensha-ltd.co.jp/~sansan/u20010630.html
《「桃は中国では邪気を払う力があり、子孫繁栄をもたらすと考えられている」》

なおトマトに「桃太郎トマト」がありますが、これは、
「タキイ種苗株式会社」の瀧井(トシヤ)会長の お孫さんの名前が、
太郎さんであること。桃色系トマトであることから桃太郎と命名されたとか。

以前、このブログでも紹介した「桃太郎ぶどう」は、
マスカットの様な黄緑色をしていますが、粒が桃の様な形をしているところから、
品種名でなく、愛称、商標としてこのように名付けたとか。
(品種名は、瀬戸ジャイアンツ)

ブドウの美味しい食べ方。皮と種、どの場所から食べるのか?

いやー、なんだかまとまらないエントリーになりましたが、ご寛恕あれ。

桃太郎、白雪姫のその後の話については、後日、機会あれば。
 


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nikitoki

なぜかこのエントリーにアクセスが集まっています。気づいたら今日は3月3日桃の節供でした。この節句に欠かせないのは桃の花。桜は花弁の先が割れていますが、桃の花は先がとがっていますね。
by nikitoki (2017-03-03 11:33) 

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