So-net無料ブログ作成
検索選択

ベルルスコーニ首相、ナポリで初閣議。ゴミ問題でスイスに亡命申請。 [イタリア]

未だに進展のないナポリのゴミ問題。

その解決を公約の一つにあげたベルルスコーニ首相が、
ナポリで初閣議を行いました。

5月22日、AFP。
《伊首相ナポリで初閣議、ごみ問題で陣頭指揮》
http://www.afpbb.com/article/politics/2394413/2954549

初閣議では、《市内のごみ集積所を「軍事地域」に指定する方針を明らかにした。》

そして、《政府が市内外に新たに5か所のごみ処分場候補地を選んだことも公表した。》

原因は、処分場が足りないこと。
これは明らかなのですが、それは《地域の処分場を管理する地元マフィア
「カモラ(Camorra)」》のせい。

彼らは、ゴミの利権を独占していて、《産業廃棄物を不法投棄している》のです。
莫大な金を儲けているカモラ。
この金づるを手放すはずがありません。
《カモラは新しい焼却炉の建設に反対している。》のです。

これにより、周辺住民は大きな被害を受け、
実際に、ガンなどの発生率が他の地域より高いとの調査結果も。

思いあまった住民の中には、亡命申請までだした者も。

こぼれ話】土壌汚染から逃れるため、
スイスへの“亡命”を申請=イタリア (AFP=時事)

http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20080522afpAFP017808/

《イタリア・ナポリ近郊の「死の三角地帯」と呼ばれるマフィアが有害廃棄物を
不法投棄した汚染地域に住む夫婦が、隣国のスイスに“亡命”を求めている。》

長年の不法投棄によりガンという健康被害にあっているというのです。

《英医学誌ランセットが2004年の記事でがんの罹患率や奇形が
他の地域よりかなり高》いと認められているのですね。

その地域に住む夫妻は、
《隣国スイスのイタリア語圏の当局に“健康亡命”を申請したが、
汚染を証明する正式な証拠がないとの理由で却下され》ているんですね。
控訴もしているようですが、果たしてその訴えが認められるかどうか、
非常に興味があります。

ベルルスコーニ首相自身が、マフィアとのつながりが噂され、
様々な疑惑が取りざたされる人物。
毒には毒でという言葉もありますけれど、
この問題を解決に導くことが出来るのでしょうか。

今後、暑くなり、臭いをはじめとしたゴミ被害はますます拡大しそう。
夏の観光シーズンなのに、このままだと訪れる客も大きく減りそう。

「ナポリを見て死ね」が、
「ナポリを見ると死ぬ」とならないことを。

関連エントリー
ベルルスコーニ新首相。かつてナンパし、妻に叱られたいわくつきの女性を新閣僚に。
イタリアの首都は? もしかしてナポリになりそうです。
モッツアレラからダイオキシン。ナポリのゴミ問題の影響か?

カモラではなく、マフィアがイタリア社会にいかに根深くはびこっているか。
政界、財界、さらには、警察、裁判所にまで力を及ぼし、
反対する者は、容赦なく殺し、その家族まで巻き添えにする。
恐るべき彼らの実態を、描き出しています。
マフィアとの闘い。国は勝利することが出来るのでしょうか?

この内容は、イタリア本国では出版できなかったでしょう。
もし、出していたとすれば、この著者の運命は…。
イタリア・マフィア (ちくま新書 647)》 




 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。