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打ち上げられた鯨は誰のものか? イギリスでは女王のものです。テムズ川の白鳥は? [気になるニュース]

先日の旅行で、千葉県の鴨川に行った時のこと。
露天風呂に入ったホテルのフロントに、
明日、和田港で7時から鯨の解体があります
との貼り紙がしてありました。

和田港は関東で唯一の捕鯨地。
沿岸のツチクジラをとっているんですね。
http://www.mboso-etoko.jp/top/goodlife/disp_A.asp?id=5511&group=17
http://www.e-kujira.or.jp/topic/wada2/wada2.html

8月2日、朝日新聞、外信面の
《世界のジョーシキ》というコーナーで、
英国のクジラに関する記事が掲載されていました。

ご存知のように動物愛護精神の高いイギリスでは、
日本の捕鯨に関して激しい反対運動を繰り広げています。

それとは別にイギリスでも、クジラを捕獲することがあるらしいです。
(最もイギリスも昔は、世界一の捕鯨国だった。
もっぱら鯨油と骨が目的だったが)

記事では、
《■クジラは女王のもの》との見出しのもと、
《近海を泳いでいたり、浜辺に打ち上げられたりする
クジラやイルカ、チョウザメにも、英国では所有者がいる。
国王(女王)だ。》
と書かれています。

《1324年にエドワード2世が定めた。》そうです。
(エドワード2世は最初のプリンス・オブ・ウェールズ。
同性愛者であると言われ、その死に関しては、謎がある)

記事にありますが、昔は、クジラの骨を
女性のコルセットに使っていたんですね。

時代はずっと下って、19世紀になりますが、
先日、ビクトリア女王の下着が落札されましたね。
(これにはクジラの骨は使われていないよう)

AFPBB、2008年8月1日。
《英ビクトリア女王の「下ばき」96万円落札、ウエストは127センチ?》
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2425008/3176776

エリザベス女王も、クジラのコルセットは
使っていらしゃらないでしょうが、
朝日の記事によれば、
《いまも岸から3マイル以内で捕まえた場合、まずは女王にささげるという
忠誠の意を示すため、王室に連絡しなければならない。》そうです。

王室の許可を得ることが必要なんですね。
いやー、さすが歴史を大切にする国というか…。
1324年の法律が今も有効とは驚くばかり。

世界はいっしょにまわってる―ヨコ軸でつなぐ日本史と世界史
ではないけれど、1324年というと、日本では、 鎌倉時代の終わり、
「正中の変」(しょうちょうのへん)があった年ですね。

(後醍醐天皇主導の六波羅探題を襲撃する倒幕計画が発覚。
関係者が処分された。土岐頼員が、六波羅奉行である
斎藤利行の娘である妻に寝物語で漏らしたことからわかった)

少し前、テムズ川に迷い込んだクジラを
全力をあげて救ったなんてニュースがありました。
その間、ずっとイギリスではそのクジラの話題で持ちきり。

あのクジラ、助かったんでしたっけ?

日刊スポーツ、2006年1月20日、
《テムズ川にクジラ出現、潮吹き披露》
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060120-0031.html

ところで、女王は、イギリス領海に住む全ての
クジラ、イルカ、チョウザメの所有者だけでなく、
テムズ川の白鳥の雛の所有者でもあります。

何でもテムズ川の白鳥は、王室、
そして染色業者、葡萄酒業者組合の3者が所有しており、
その区別は嘴(くちばし)の切り込みで決めるのだそう。

といっても王室の白鳥は切り込みなし。
つまり、切り込みがない白鳥はすべて王室のものなんだそう。

切りこみを入れるのは、毎年7月第三月曜日から金曜日まで。
今年2008年は、7月14日から18日に行われた模様。

《Swan Upping》という行事です。
http://www.thamesweb.co.uk/windsor/windsor1999/upping.html

エリザベス女王に関する81のトリビア。
タイム、2007年12月20日。
《81 facts about the Queen》の中に、クジラ、イルカ、チョウザメ、
そした白鳥について記されています。
(これは在位80周年を記念して王室が発表したもの)
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article3079207.ece

《75. She owns all the sturgeon,
whales and dolphins in British waters,
as well as 88 cygnets on the Thames》

エドワード2世がクジラとチョウザメに関して制定した法律。
http://wildlife1.wildlifeinformation.org/S/00Ref/LegislationUKContents/L_UK_0026.htm

ここにもQ&Aの形で書かれています。
http://www.royal.gov.uk/textonly/Page4796.asp

質問《Q: Peter - USA
Is it true that all Sturgeons belong to The Queen?》

答えは、上記サイトをご参照下さいませ。

日本では、漂着したクジラは、その浜の集落全員のもの。
集落に住むものたちに平等に分けられていたと
聞いたことがあります。(寄り鯨)

現在では、漂着したものは、食用にせず、
埋められたり廃棄されるとか。

骨格標本として使うケースも。

東奥日報、2008年7月30日、
東京湾漂着クジラを標本に 科学博物館が骨掘り出し
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20080730010002241.asp

水産庁の座礁鯨類処理対応マニュアル
http://www.jfa.maff.go.jp/whale/document/041227zasho%20manual.pdf
日本捕鯨協会、座礁・混獲した鯨類への対処法
http://www.whaling.jp/zasyo.html


クジラと日本人 (岩波新書)》(アマゾン)
岩波書店のの本の紹介ページ。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0304/sin_k118.html

クジラ研究の第一人者である小松正之さんの著書。
クジラの有効利用を説く。
日本人とクジラ》(アマゾン) 


 


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