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サンヨーの米から作るパン焼き器「GOPAN」。その秘密と弱点。ついに発売。 [グッズ]

1ヶ月余りの遅れで、11月11日から発売を始めた
サンヨーの「GOPAN」。

品薄で、年内に手に入れるのは難しそうだとか。

サンヨーの米から作るパン焼き器「GOPAN」。ついに発売。
11月11日から。年内は予約分で終わり?


米からパンができるパン焼き器、その名も「GOPAN(ゴパン)」。10月8日に発売。

このGOPANの人気は、


米粉からではなく、どこのご家庭にもあるコメから直接、
パンが焼けてしまうこと。

コメなら入手も米粉に比べ簡単で、
米粉を使うものに比べ、かなりの低価格でパンが焼けることになります。

また有機無農薬、特別栽培米など自分の好みのコメから
パンが作れるのも嬉しいところですよね。

さらに小麦粉アレルギーのお子さんを持つ方にとっては、
待望の機械でしょう。
(小麦グルテンの代わりに上新粉を使った「小麦ゼロコース」)

このライスブレッドクッカー、通称GOPANが、
なぜコメからパンを焼けるのか?

その秘密は、まずミル(粉砕)羽根にあります。
反時計まわりに毎分およそ6300回転もして、
コメをペースト状にするのです。

その時に、乾燥したままのコメを粉砕するのではなく、
水に浸したコメを粉砕することで、パンを焼くことに成功したのです。

今回のGOPANの開発までにサンヨーは7年をかけています。

乾燥したコメのまま、粉砕し米粉にして焼いても、
膨らみが足らず、味が悪いパンしか焼けなかったとか。

そこで困った開発チームに2年前、天からの声が。

実際は、隣の炊飯器チームからでしたが。

サンヨーの製品の中でも、美味しさに定評のある炊飯器。
(炊飯器の神様と呼ばれる人物が開発)

 SANYO ECJ-XP2000-R(プレミアムレッド)
圧力IH炊飯器(5.5合) 匠純銅 おどり炊き
》(楽天)
関連エントリー
日本一、御飯が美味しい食堂の炊き方を再現した電気炊飯器を象印が発売。


そのチームの一人が、
「一度、炊飯器みたいにコメを水に漬けてみたらどうや」と。
(関西地方で開発しているので関西弁?)

なにをやっても成功しなかったGOPANの開発チームは、
わらにもすがる思いで、ためして見たところ、粘り気のある
コメのペーストが出来、それで焼いたところ、膨らみのいい、
ふんわりしたパンが出来たそうです。

これでコメの粉砕の問題は、クリア。

次に問題となったのは、発酵の際の生地をこねるスピードです。

先ほどのペーストを作る際には、毎分6300回転もの高速でしたが、
生地となった後、発酵させる時には、高速だと生地が傷んでしまうため、
低速、具体的には毎分400回転ほどが理想。

粉にした後、羽根をつけかえれば、解決しますが、
それでは完全な全自動のパン焼き器にはなりません。

そこで、掃除機、洗濯機など回転する機構を開発している
部署に、付け替えなくてすむような部品の開発を依頼。

自転車で使われているクランク構造を利用し、
こね羽根は、時計回りで毎分400回転と低速でしか動かない
構造となったのです。
(ミル羽根が動く時には、クランクが外れ、こね羽根がとまる。
一方、こね羽根が動く時はクランクにぶつかり、ミル羽根も
同方向に低速で動く仕組み)

この2つの羽根が、コメからパンを焼けるようになった
大きなポイントなんですね。

後は、従来のパン焼き器にも備えていた、
発酵、焼き上がりの温度を細かく測定する温度センサー、
全体を管理するプログラムのマイコン制御を加え、完成。

世界初のコメからパンが焼けるパン焼き器が誕生したのです。

実際に使ってからでないとわからないのですが、
欠点をあげるとすれば、
複雑な構造ゆえのメインテナンスの不便さ。

ミル羽根とこね羽根を備えていることで、コメからパンを
成功させたのですが、一方で、ミル羽根部分は、
うっかり触れて怪我をしないよう、
刃が外に出ておらず、複雑な形状をしています。

ですので、そこを綺麗にするには、一般のこね羽根しかない
パン焼き器より手間がかかりそう。

また100%コメから作ったパンは、
やはり小麦のグルテンを加えたものに比べ、
ふんわりさでは劣ります。

そこは好みだと思いますが、小麦で作ったふんわり感を
求める方は、小麦グルテンが少量とは言え、必須だと思います。

しかし画期的なパン焼き器であることは、確かです。

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コメント 3

nikitoki

パナソニックは、ライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」の新製品SD-RBM1001を、2013年3月1日から発売します。従来2つあったモーターを、回転数を変えることで、砕く、練るを1つでできるようにし、大幅な小型化、低騒音化を図っているとのこと。、
by nikitoki (2013-02-04 14:24) 

平野真知子

最初に販売したSPMーRB1000ですが、外回りの焼きが厚くこげた部分が多いんです淡いに設定しても同じです。
市販の食パンの様にもう少しやわらかく焼けませんか?
米にしたり、強力粉にしたりイーストが無くなるまで頑張ってみましたが,グルテン共々又買って来て焼く気持ちが無くなっています。分量どおりやってます
by 平野真知子 (2013-10-02 11:48) 

nikitoki

平野様、コメントをありがとうございます。何度も試行錯誤されたようですね。最初の機種はかなり設定がシビアなようです。室温・水温(室温20℃以上の場合=およそ10℃の水、室温が20℃以下=およそ20℃の水)、小麦粉と水の量(米を使う場合は米の水分量も加味)。砂糖は上白糖かグラニュー糖(後者の方が膨らみが良いように思う)などを厳密に守り、何度か焼いてみるとクセがわかってきます。焼き色は濃いめに出るようなので、淡い設定で。米パンより小麦粉を使ったパンの方が、外側の部分が薄く、中は柔らかく仕上がりますね。温度、材料の量などを正確にはかり、もう一度、トライされてみてはいかがでしょうか。
by nikitoki (2013-10-02 15:39) 

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