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真逆と真反対と正反対。

普段、目にしたり、耳にしたときに、
気になる言葉使いが誰にもあると思います。

皆さんはいかがですか?

そうした言葉について書く、読売新聞夕刊の連載が
「いやはや語辞典」。

2010年11月19日は、作家の高田宏さんが、

「真逆」をあげています。

高田さんは、真逆は使ったことがないそう。
若い人がよく使い、近頃では中年の人びと、
さらにはテレビ、ラジオのコメンテーターが
言っていたり、新聞、雑誌で目にすることもと書かれています。

チリ鉱山事件を伝える報道番組で40歳前後のアナウンサーが、
《チリの位置を日本から見て「地球のま反対」と言ってくれて、
なんとなくホッとした》そうです。

各種の辞典も調べられています。

《ぼくの手もとの中型国語辞典六種はすべて「正反対(せいはんたい)」を
見出し語としていて、そのうち『広辞苑』(第五版)だけが末尾に「ま反対」を
付記している。「まぎゃく」は見出し語にも付記にも見当たらない。》

真逆は、ネットのgoo辞書、デジタル大辞泉では、
見出し語としてあげられ、説明されています。

《ま‐ぎゃく【真逆】》
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/207438/m0u/%E7%9C%9F%E9%80%86/

《[名・形動]《「逆」を強調した俗語》まったく逆であること。正反対なこと。
また、そのさま。「前作とは性格が―の人物を演じる」》

高田さんは、
《ごく新しい辞典はどうなっているのか知らない。だがそのうち
「まぎゃく」を見出し語に採用する国語辞典が出てくるかも知れない》
と書かれていますが、もう出てしまいました。

なお真逆は、もともとは映画業界、
特に照明の分野で、カメラと正対する位置から、
照明を当てて人物を暗く見せる手法のことを指したようです。

「真反対」「正反対」の意味で広く使われるようになったのは、
2002年~2003年頃から。
2004年度には流行語大賞にノミネートされています。

それからでもすでに6年。
もうすっかり定着してしまったのでしょうか?


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真逆、真反対、皆さんは使いますか? 「まぎゃく」「まはんたい」。

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三代目の日本語学者・金田一秀穂さんが、言葉の疑問に答えた一冊。
間違った言葉遣いでもコミュニケーションが成り立っていれば…と
寛容な立場の金田一さん。

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nikitoki

2018年6月12日、日本テレビの朝のワイドショーでコメンテーターのロバート・キャンベルさんんが、「真逆」を使っていました。日本文学者、国文学研究資料館館長のキャンベルさんが使っていると、この言葉がすっかり定着したのではと思わされました。
by nikitoki (2018-06-12 09:59) 

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