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アワビで有名な大船渡市三陸町吉浜。115年後の子孫を守った村長たちの英断。 [気になるニュース]

以前、香港に行ったとき、
干したアワビ、干鮑で最高級のものは、
キッピン(ハオ)と聞いたことがあります。

このキッピンアワビは、世界一として
中国料理では珍重されています。
皆さんはご存じでしたか?

日本にはほとんど出荷せず、ほとんど中国に輸出しているため、
国内より海外、特に中国の方が有名かもしれません。

このキッピンとは、吉浜で、
岩手県大船渡市三陸町吉浜(よしはま)地区のことです。

今回の東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた
三陸地方だけに非常に心配なのですが……。
吉浜地区の住民はおよそ1400人。

そのうち行方不明者は1人。
倒壊した住宅は440戸のうち、
3戸、4棟に留まったそうです。

壊滅に近い被害を受けている他の地区に比べ、
少ない被害ですんだのには、訳がありました。

それは、1896年、明治三陸地震で
当時の住民の2割を失うなど、
大きな被害を受けたこの地区では、
当時の村長たちが低地にあった集落を
まるごと高台に移したのだとか。

「また必ず大津波が来る」と確信していた村長らの信念に
よるものでした。

残念ながら、その恐れは現実のものとなってしまいます。

1933年昭和8年の昭和三陸津波です。

この時は、死者・行方不明者は住民の1割。
流出家屋は、低地に建った10戸と、
移転位置が低かった2戸だったとか。

そこで、高所移転に効果ありと見た
国、岩手県も力を注ぎ始めました。

移転に低利融資制度を設け、促進策をとったのです。
この制度のおかげもあり、 その当時、まだ海岸沿いにあった
2200戸ほどが、高所に移転したのだそうです。

他の地区でも同じく高台に移したところもあるようですが、
漁に不便なところから、時がたつにつれ、
元の海沿いに戻ってしまったのだとか。

吉浜地区は、元の低地を田んぼに改造し、
それを防いでいたようです。

高さ20メートルにも達した今回の津波で、
あわび、ホタテの養殖は被害を受けたようですが、
20メートル以上の高所にあった住宅、
そして住民は守りきりました。

この吉浜地区の復興のあり方は、
今後の他の地域のあり方について、
大いに参考になりそうですね。

吉浜漁業協同組合
http://www.jfyoshihama.or.jp/kanpou/index.html
夢の特産品、吉浜(キッピン)あわびの生産始まる
http://www.pref.iwate.jp/~suisan/hukyu-jyouhou/14-oohunato/12-3/kippin.htm
キッピンアワビ
http://www.bunka.pref.iwate.jp/shizen/umi/data/rekishi08.html
岩手を襲った津波の歴史
http://www.bunka.pref.iwate.jp/shizen/umi/data/kiso03.html

吉浜漁協(300名):施設のほとんどが破壊。
            吉浜湾内で操業中の組合員の大半は無事。
            沖に出て、津波をやり過ごしたのだとか。

水産庁の指針
 漁船などが陸上よりも避難海域に逃げる方が早い場合は、
 水深50メートル以深の海域へ避難。
 大津波警報が出された場合(今回)は、更に水深の深い海域へ避難する。

災害に強い漁業地域づくりガイドライン
http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_hourei/pdf/saigai01.pdf

2011年3月17日、朝日新聞。
《「沖へ」「陸へ」漁師の生死分けた一瞬の判断 大船渡》
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103160089.html
吉浜乾鮑、どうなってしまうのだろう?

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