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世界初。パンの形を見分け瞬時に清算する機械を西国分寺駅のベーカリーに導入。大学の食堂レジの達人。 [気になるニュース]

少し前に、トレイを持って好きなパンを選び、
レジで清算というパン屋さんのトレイの向きについての
エントリーを書きました。

2012年10月24日、朝日新聞朝刊、都内版に
西国分寺駅のベーカリーの記事が載っていました。

その店「ドンクnonowa西国分寺店」に、
世界で初めてとなる「パン画像認識システム」が、取り入れられたのだとか。

どんなものなのか?

85種類のパンから4つを選び、
半透明の「トレー」に入れレジに運びます。

発光パネルが埋め込まれたカウンターに乗せると、
パンの画像を読み取り、一種のうちに、モニターに
パンの画像と金額が表示されるという仕組みです。
(同じ形で中身が違うサンドイッチなどは、中身をカメラに向けたり、
疑わしいと機械が示したものは、人が候補の中から選択する場合もある)

おお、パンの形で識別しているのですね。

システムを開発したのは兵庫県西脇市の「ブレイン」。

パンの形は似ているものが多く、
しかし同じパンでも、焼き色、ふくらみ方が異なる。

このため実用化するために、様々な形、色のパンを焼いては、
実験を繰り返したそう。

どのパンにも共通する色は取り除くなどして、
パン識別システムが出来たのは、半年前。
他の店で実証実験を経て、
そしてそれを世界で初めて導入したのが、
「ドンクnonowa西国分寺店」なんだとか。

このお店は、駅直結の商業施設内にあるお店だけに、
急いでいる人がほとんど。
(どこの店でも清算が速いに越したことはない)

レジ精算の時間が短縮されるのは、
店にとっても、客にとっても嬉しいですね。

このシステムで思い出したのは、
大学の食堂のレジの女性です。

よく利用していたのは、レーンに並び、自分で、
様々なおかず、ご飯類を、自由に選んで、
組み合わせ、レジで清算するという食堂。

例えば、ほうれん草のごまあえ70円、冷や奴50円、
味付け海苔20円、野菜炒め150円、ご飯100円と、
いった具合に選び、レジで清算支払いをする。

あるとき、レジ係の中に、飛び抜けて、速く
清算を終わらせる女性がいるということに気付きました。

トレイの上に置かれた料理を見て、通常のレジ係の場合は、
一つ一つ打ち込み、合計額を出して、客に告げる。
(それでもかなり速いのですが)
ところがその女性の場合は、先にまず、
390円ですと、合計額を言ってくれ、
その後、自分で、それぞれをレジに打ち込んでいるよう。
(昔ならば、個々の商品の打ち込みは必要なかったのかもしれません)

客は合計額を告げられて、お金を出しはじめる。
それと先行また並行して、レジ打ちを行なっているので、
その分、速くなるのですね。

また最近は店自体が少なくなりましたが、
JRの駅のキヨスクの売店の女性の計算も速かったですね。

例えば、
「セブンスター、牛乳、日刊スポーツ、ガム」と言うと、
即座に合計額が出る。
昔は、確かレシートは出なかった気がするのですが、
こちらが、例えば1000円札を出すと、これまた瞬時に、
お釣りをくれる。

本当に不思議に思っていたのですけれど、
あるとき、たしかNHKの番組でこうした売店などで働く、
計算の速い方々の秘密を明かしていました。

上にあげた自分の大学ではなかったのですが、
やはり大学の食堂のレジ係の方が出演していて、
トレイの上に置かれたいくつかの料理を見た瞬間に
合計額を告げます。

その秘密は、なんと今回ご紹介したパンの認識システムに似ていて、
トレイの上に載っているお皿、小鉢などの
形、色のパターンで判別していると。

例えば、
ほうれん草のごまあえ70円が入っている小鉢の形、大きさと色、
冷や奴50円のやはり容器の形、大きさ、色
ご飯100円のご飯茶碗の形、大きさ、色、
それらを画像のパターンとしてとらえていると。

個々はもちろんですが、それらを総合して、1枚の絵のように見て、
この絵の時は、全体で540円とか、
このパターンは、680円という風に判断しているのだとか。

左脳ではなく、右脳で判断していると。
(左脳右脳の考え方は今では否定されてもいるようですが)

人間のこうした高度な能力が、
最先端の画像認識技術と結びついているなんて面白いですね。

ただ、こうした技術が発達すると、
人間の能力開発が進まず、みな凡人だけになってしまい、
名人、達人が生まれなくなるのではと心配ではありますが。

《世界初「パン画像識別装置」を導入で、レジ会計時間を大幅短縮!
ニューオープンのベーカリー「ドンク」ミニクロワッサン「ミニワン」
新商業施設「nonowa西国分寺店」内に9月13日(木)オープン》
http://www.donq.co.jp/company/2012/20120906.html

株式会社ブレイン トップページに映像で、このシステムが紹介されています。
http://www.bb-brain.co.jp/
《2012/08/01 社団法人日本自動認識システム協会の
「第14回自動認識システム大賞」で、当社の「パン画像識別システム」が
「優秀賞」を受賞しました。》

グローリー
《オートレジスター》
http://www.glory.co.jp/company/business/other.html
《トレーを台に置くだけで、飲食代金を瞬時に自動計算するオートレジスター。
社員食堂のレジ精算時に発生する混雑を解消し、スムーズな精算を実現します。》

群馬県庁生活協同組合
《県庁の清算レジでの秘密!》

《清算レジでトレーを置くと瞬時にメニュー名と金額が表示されるのは、
実は皆さんが手にする食器の裏に黒くて薄いチップが張ってあるからなのです。
チップごとにデータを読み込ませてあり、一瞬で読み取ってくれるからです。》
http://www.hot-hitotoki.com/syokudo/trivia03.html

関連エントリー
あるパン屋さんのトレイの向きを直させた叔母さん。


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nikitoki

読売テレビの2017年6月12日、「朝生ワイド す・またん!」内で、大阪市内のパン屋「鳴門屋 JR京橋駅西口店」に導入されたパン画像識別装置のことが取り上げられたようです。(ベーカリースキャン、株式会社ブレイン開発)。なおこの技術は、靖国神社で御札やお守りの精算にも利用されているとのこと。
by nikitoki (2017-06-12 14:53) 

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