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信長、秀吉には名古屋弁(尾張弁)、家康には三河弁をしゃべらせてちょーと河村名古屋市長。

名古屋市の河村たかし市長が、2014年9月24日、
NHK名古屋放送局に要望を出したそうです。

内容は?

NHKの大河ドラマに登場する
愛知県ゆかりの人物には


名古屋弁や三河弁を話させるように。

現在、NHKの大河では「軍師官兵衛」が放送され、
当然ながら、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が
登場しています。

自分はしっかり見ていないのですけれど、
見た限りでは、尾張弁、三河弁でしゃべっていなかったですね。

けれど、過去の大河では方言でしゃべっていたと、
例えば、2013年の「八重の桜」は、福島、京都が舞台となり、
その地方の人のほか、鹿児島出身の人物が登場しました。
そこでは、それぞれが出身地の方言を使っていましたね。

現在、放送中の朝の連続ドラマ「花子とアン」では、
「こぴっと」」「くりょう!」「てっ」「じゃんね」などの
甲州弁が話題になっていますね。

まあこちらは戦国時代ではなく、明治以降、大正、昭和のお話ですが。

NHK大河は、2015年は、幕末を描いた「花燃ゆ」。
主人公は吉田松陰の末の妹の杉文。
長州藩の人々が中心で、現在の愛知県出身のひとたちが
出てくることはなさそうです。

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/

また再来年の2016年は、三谷幸喜氏脚本の「真田丸」。

こちらは大河ドラマでは初となる真田幸村が主人公。
(キャストは堺雅人)

ほかの登場人物はまだ詳しく発表されていませんが、
当然ながら、三英傑はでてくるんでしょうね。

三谷幸喜氏は映画で時代劇「清須会議」を手がけています。

この映画は、信長亡き後の後継者を決める清須会議を
主軸に据えたドラマ。
信長は少しですが、妹のお市の方、
その家臣たち、羽柴秀吉、柴田勝家たちが主要な登場人物。

合戦シーンはなく、会議が中心。
当然ながら、セリフが大きな位置をしめます。

シナリオの前に、小説「清須会議」が出ていますが、
そちらでは現代語となっていました。
けれど映画では、秀吉(大泉洋)がとくに名古屋弁を
使ってしゃべり、仲間を説得していました。

三谷氏はこれに関してインタビューで以下のように答えています。

《三谷 秀吉の場合、名古屋弁なんですね、
現代語と言うよりは。──あそこに集まった武将たちは
もともと名古屋の人間で、にも関わらず、名古屋弁を
捨てた人たちなんですね。その中で秀吉だけが、
自分は昔のままなんだ、だから俺を信じてくれよ、
という風に、あえて計算ずくで名古屋弁を使う──
まあ、それでも他の時代劇よりは若干ゆるいかも
知れないですけれど。》

《三谷幸喜 インタビュー 映画『清須会議』 ツイナビインタビュー Vol.29 
会議で歴史が動く?!これぞ、三谷流戦国時代劇》
http://twinavi.jp/interview/kokimitani

今回、要望書をNHKに渡した河村市長。
以前は、衆議院議員でした、後の方では、
名古屋弁でしゃべっていらっしゃいましたが、
その前は、共通語でインタビューに
答えられていた記憶があります。

ところで、名古屋弁というと
思い出すのが、金鳥のCMです。

事務所の近くに、その金鳥の
大日本除虫菊の東京支店があるのですけれど、
信長と秀吉が網戸の洗浄剤「アミライト」を宣伝する
というコマーシャルがありました。

アミライトが「アミリャート」となって、
かなりおもしろかったので、
よく覚えています。

《アミライト》(商品情報)
http://www.kincho.co.jp/seihin/02/line_09.html
YouTubeにあがっていたそのコマーシャル。
《アミライト.mp4》
https://www.youtube.com/watch?v=hNC9-tPW3hs
こちらは名古屋のおばさんがアミライトについて語っている。
《金鳥 アミライト放談 名古屋弁》
https://www.youtube.com/watch?v=MuWDY4HJJlk

これまで、信長、秀吉が名古屋弁(尾張弁)を話していた
ということを前提として論じてきましたが、
信長はそもそも名古屋弁を話していたのか
との疑義もあるようです。

秀吉は農民出身。
しかし信長はもちろん武家。

織田弾正忠家は、尾張国の守護大名・斯波氏の下、
守護代をまかされた織田大和守家
(清洲織田家)の家臣で分家。

守護大名は京都。
その家臣はそれぞれ現地で実際に領地を
支配していたわけですが、京都を向いており、
いわゆる都言葉を使っていたとの説もあるとのこと。

実際、どうだったんでしょうか。
個人的には、信長、秀吉ともに
普段は尾張弁(名古屋弁)を
使っていたと思うのですが……。

史実として正しいけれど、
それをそのまま放送しても
エンターテイメントとしてふさわしいのか
という問題もあります。

結局はこれまでのように、標準語に少し方言の香りを
まぶしたセリフにすることになるのではないでしょうか。

こちらに名古屋弁に詳しいサイトがあります。

信長、秀吉が名古屋弁をしゃべっていたのか、
これまでの大河ドラマのセリフがどうだったのかなどについて
検証しています。

《そもそも名古屋弁って何?~名古屋弁の軌跡 信長・秀吉から名古屋嬢まで ~》
《①信長・秀吉の名古屋弁》
http://www.geocities.jp/jtohkai/sub11.htm

関連エントリー
河村名古屋市長、きしめんをPRするため、イタリアの姉妹都市トリノへ。
(以前、まさに名古屋弁と河村市長についての記事を書いたはずだが見当たらない)
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コメント 1

えびすこ

いやぁ、おもしろいリンクを拝見いたしました。
その後の大河ドラマでも尾張・三河地域の方言は抑え気味ですね。
昨年の大河ドラマで言えば遠州地域の方言も皆無。
大河ドラマは2010年以降の傾向として、幕末系作品では方言を強調し、戦国作品では方言をほぼ無視する。後者はまるでハリウッド映画において国・人物・時代・身分職業に関係なく、台詞を英語で統一する(登場人物が中国人しかいない作品でさえ全員が英語でしゃべる)ような感じです。
さて再来年はどうするか?
いまは映画やドラマで愛知県方言を使うのがタブーなんでしょうか?
もし、数年後に愛知県を取り上げる朝ドラが放送されるとどうなるか?

リンクを見て思ったのが徳川将軍家・譜代大名や直参旗本・徳川親藩のうち、最後まで三河弁を使用したのはどれであろうかと言う事です。
徳川将軍家でさえ三河弁の使用をためらい、会話は原則標準語に移行と決めたらそれは何がきっかけか?
尾張徳川家は元々は三河武士の主従だから、少なくとも最初のうちは三河弁を日常使用であるのは当たり前ですね。
幕府の法令で諸大名に対して「方言使用禁止令」(ただし江戸城内に限る)と言う物が出たとは聞きません。いつごろから標準語(いわゆる関東方言)の使用を徹底したのか?
戦国時代末期には京都の公家衆が尾張弁を使用するのが流行したと聞いたことがあります。
昭和戦後になるまで公式文章などでは方言は無視されていますね。
江戸時代以前は方言はあまり活字に残らないから。
あと、歌舞伎のセリフでも方言は原則無視されています。大河ドラマはこれの名残かも。
by えびすこ (2018-04-29 14:52) 

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