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「金輪際」のもともとの意味。読売新聞の熟語大辞典。

読売新聞の朝刊に、
《ポケモンといっしょにおぼえよう! 熟語大辞典》
という連載があります。

子ども向けの企画だと思いますが、
これがなかなか馬鹿にできない。

2010年2月15日は、vol.47で《金輪際》。

あなたは、金輪際は読めて、実際に使えると

思いますが、では、もともとの意味をご存知ですか?

また金輪際の反対の意味の言葉は?

2007年12月19日、読売新聞関西版。
《日本文化の源流をもとめて》《第21回 作家、僧侶 玄侑宗久さん
《渾沌から命生まれた》
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/ritsumei/ro71218a.htm

《仏教は、渾沌とした命を6段階に分けて考えた。
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間(じんかん)、天という。
一番上に「有頂天」があって、一番下に「金輪際」があるんです。》

金輪際は、仏教で考える一番下の所なんですね。

「広辞苑 第六版」
《こんりん‐ざい【金輪際】[一]〔名〕
(1)〔仏〕地層の最下底の所。無限に深いという。金剛輪際。真底。》

明鏡国語辞典
《金輪の下部が水輪と接する、大地の最下底とされる所の意の仏教語から。》

一番上にあるのが、有頂天。

「明鏡国語辞典」 

「有頂天」
《仏教で、三界さんがい(欲界・色界・無色界)の最上位にある天の意から。 
表記  「宇頂天」「有頂点」は誤り。》

「広辞苑第六版」

《(1)〔仏〕(ア)(梵語 Akani〓〓ha)色界の第4天の色究竟天(しきくきょうてん)。
形ある世界の最も上に位置する。
(イ)(梵語 Bhav〓gra)無色界の第4処。非想非非想天(ひそうひひそうてん)。
世界の最も上に位置する。》

普段なにげなく使っている日本語の中には、
こうした仏教語が数多くあるんですね。


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nikitoki

1月24日のグッドモーニング内の「林先生のことば検定」。ここで、「金輪際、元々は何のこと?」と出題されました。答えの選択肢は、 ①仏の光明、②地の底、③力一杯やってる?  答えは②地の底ですね。
by nikitoki (2019-01-24 11:50) 

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