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京都の先斗町の地名の由来をご存じ? 広辞苑第七版で語源の「ポント」の説明を大幅に変更。 [気になるニュース]

京都・先斗町。

「ぽんとちょう」と読みます。
花街として有名ですね。
でも「ぽんと」ってちょっと不思議な言葉です。
どこから来ているのか疑問におもいますね。

2018年1月12日に10年ぶりに改訂され
出版された広辞苑第七版。

先斗町に関するこれまでの説明を
大幅に変更しているようです。

これまではどう説明していたのでしょうか。

《(ポルトガル語ポントから)京都鴨川西岸、
三条と四条の間の色町。》とあり、
「ポント」を引くと、
《ポント【ponta; ponto(ポルトガル)・先斗】
(ponta は先、 ponto は点の意。「斗」は捨て仮名)
(1)洲崎(すさき)の意。「―町」
(2)カルタ賭博などで、真っ先に金をかける意か。
本朝二十不孝「二十両づつ―に張られしを見て」》とあります。

なるほど。



この説明は、編さん者だった国語学者・新村出(しんむらいずる)の説。

今回の第七版ではそれが一部削除され、
かわって京都地名研究会の会員が、
2015年にその著書で主張した新説の内容が追加された
とのこと。

〇新村出は「ぽんと町称呼考」で、
 上記記述のように「先」を意味する
 ポルトガル語の「ポンタ」が変化し、
 鴨川に付き出した州崎地である先斗町の地名になったとした。

第七版では、この「(1)州崎の意。(-町)」が
削除されました。
上記(2)の「カルタ賭博などで、真っ先に金を賭ける意か」は残り、
そこに「また、後と先に分けず先だけに賭ける意とも」
との説明が追加されました。

追加部分は京都地名研究会会員の杉本重雄さんが、
出版した「先斗町地名考」で主張した説。

江戸期の文献で「ポントに張る(賭ける)」
という用例を複数確認。
遊興地でカルタ賭博が盛んだったとみられる
先斗町を指す言葉として定着したのではと
考えたとのことです。

そこからさらに、ポントはカルタ賭博で
「先ばかり(に賭ける)」を意味するように変化し、
鴨川の岸の「先ばかり」に軒が連なる立地に合わせ、
「先」と「ばかり(斗)」の漢字が当てられたと
提唱したものです。

杉本さんは著書を岩波書店に送付しており、
それが反映されたことになります。

杉本さんの著書。

《ポントを解く―京都「先斗町」地名考》(Amazon)



精選版日本国語大辞典の「ポント」では、
《(ポルトガル ponta, ponto 先端・点の意)
カルタの札を並べた時、その端にある札。》とあり、
《[補注]
「先斗」の表記はまず原義を表わす「先」を当て、
全体の語形にあわせて「ポント」の「ト」に当てて
「斗」を補なったのであろうという(新村出「ぽんと町称呼考」)。》
と紹介しています。

《コトバンク、先斗町》中の
日本大百科全書(ニッポニカ)では、
《当時の南蛮趣味からポルトガル語のプンタ(先端)が
町名の起源といわれるが、明らかでない。》とされています。

「日本の地名がわかる事典」では、
《その名はポルトガル語のポント(先端)、
またはポンテ(橋)に由来するなど諸説ある。》

https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E6%96%97%E7%94%BA-135207#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88

https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E6%96%97%E7%94%BA-135207#E3.83.96.E3.83.AA.E3.82.BF.E3.83.8B.E3.82.AB.E5.9B.BD.E9.9A.9B.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E4.BA.8B.E5.85.B8.20.E5.B0.8F.E9.A0.85.E7.9B.AE.E4.BA.8B.E5.85.B8

https://dic.yahoo.co.jp/search/?ei=UTF-8&fr=kb&p=%E5%85%88%E6%96%97%E7%94%BA&dic_id=all&stype=full

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