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蓮舫氏を「レンポウ」と読み間違った桜田大臣。周防正行、阿木燿子。人名の読みは難しい。

桜田義孝・五輪担当相が、参議院予算委員会や
会見で蓮舫氏を「レンポウ」と言い間違えたそう。

正しい読みは、「れんほう」。

蓮舫さんの舫は、訓読みだと
「もやい」「むやい」。

船と船を横につなぎとめること。
また、そのための綱のことです。

舫の音読みは、右側の旁の「方」から
わかるように「ホウ」。

舫も方もそれ以外の音読み、
例えば、桜田大臣が間違えた
「ポウ」はありません。

桜田大臣が間違えた「レンポウ」で
思い浮かぶのは「連邦」。

後ろの「邦」の音読みは、「ホウ」のみですが、前の「連」が「ん」の音で終わるところから、
「ホ」が「ポ」になります。

このように二つの語が結合して一語を作るとき、
あとの語の語頭の清音が濁音(半濁音も含む)に
変わることがあります。

これを連濁、音便化と言います。

「桜・花」が「さくらばな」、
「菊見・月」が「きくみづき」、
「経・済」が「けいざい」
「一匹」が「いっぴき」、
「二匹」が「にひき」、
「三匹」が「さんびき」など。

こうした変化は、発音しやすくするため
と考えられています。

この音便化、連濁の原理からすると、
蓮舫さんも、舫の前の字の蓮が、
「ん」で終わっているので、
「レンポウ」と変化して読むことも、
あながち間違いではありません。

しかし固有名詞である「人名」の場合、
その読み方は、ルールうんぬんより、
その人自身や家族がどう読んでいるのかが重要。

社会人になったとき、人名、地名の読みは、
必ずご本人に確認することと先輩から
何度も念を押されました。

ただご本人の考えている読みが
必ずしも正しくないこともあります。
また同じ一族でも本家と分家により、
同じ名字でも読み方が違う場合もあります。

例えば、作家、演出家として
活躍していらっしゃる
鴻上尚史さん。

読みは「こうかみ・しょうじ」さん。
http://www.horipro.co.jp/koukamisyouji/

実は、大学生になった頃、
この方の親戚の方と知り合ったことがあります。

もちろん同じ漢字で「鴻上」さん。
読み方は、濁って「こうがみ」さんでした。

その一族の方ではありませんが、
長崎県立大学の鴻上喜芳教授の
読みは「こうがみ・きよし」です。

今回、読み方を間違えた桜田義孝大臣は、
「さくらだ・よしたか」で、「だ」と
濁るようです。

桜田の読みで濁らない「さくらた」は、
あったことがないのですが、もしかしたら、
いらっしゃるかもしれませんね。

これで自分が失敗したのは、「柳田」さん。
取引先の偉い方だったのですけれど、
「やなぎた」と濁らない読み方。
しかし、なぜだか「やなぎだ」と覚えてしまい、
あるとき、直接、ご本人から注意されたことがあります。

そういえば、漫画「釣りバカ日誌」の主人公は、
浜崎伝助ですが、いつも読み方を間違えられるので、
「はまざきではなく、はまさき」と作中で何度も
言っていましたね。

ちなみにこの漫画の作者は、「やまさき十三」さん。
漢字だとおそらく「山崎」だと思いますが、
いつも間違えられたので、ペンネームはひらがなに
されたのではないでしょうか。
(やまさきさんは宮崎県都城市出身。浜崎伝助も同市出身の設定)

九州の場合、浜崎、山崎の読みは、濁らないことが多いようです。
(浜崎あゆみさんの本名は濱﨑歩で福岡出身。読みは「はまさき」)

そうそう、読みではなく、漢字ですが、
取引先に二人の「やまざき」さんがいました。
一人は「山崎」さんで、もうお一方は「山﨑」。
「崎」と「﨑」。

漢字もしっかりチェックするようにとは、
やはり先輩から口を酸っぱくして言われました。

〇映画監督の周防正行さん。
 作詞家の阿木燿子さん。

〇周防正行さんは、「すお・まさゆき」。
 コトバンク、(辞書によってバラバラ。「すおう」あり)
https://kotobank.jp/word/%E5%91%A8%E9%98%B2%E6%AD%A3%E8%A1%8C-540712
 なお以前、テレビ番組で、監督ご自身は「すお」
 と思っていたが、従兄弟は「すおう」とのこと。

 阿木燿子さんは、「あき・ようこ」
http://www.yokoaki.jp/

〇「白い巨塔」「不毛地帯」など
 ベストセラーを連発した
 作家の山﨑豊子さん。
 ペンネームですが、
 新潮社では「やまさき」と濁っていません。
https://www.shinchosha.co.jp/writer/3119/
しかし知恵蔵、大辞泉など一部の辞書などでは、
「やまざき」と濁っています。
コトバンク、山﨑豊子。
https://kotobank.jp/word/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%B1%8A%E5%AD%90-189600

なお山﨑豊子文化財団の読みは、「やまさき」と濁っていません。
https://www.weblio.jp/content/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%B1%8A%E5%AD%90%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E5%9B%A3

〇蓮舫さん 名前にまつわるトピックス
https://renho.jp/profile/
 1967年東京生まれ。
 名前の漢字、蓮は1990年になって
 人名用漢字に追加されました。
 舫は、常用漢字でも人名用漢字でもないので、
 本来であれば、人名に使うことはできません。
 1967年生まれですから、もし生まれた時から
 日本人であれば、「蓮舫」という名前をつける
 ことはできません。(戸籍に記載できない)
 蓮舫さんは、後に帰化していらしゃいます。
 その際には、上のルールに従うので、本来、
 蓮舫では戸籍に記載できません。
 しかし昭和59年11月1日民二第5500号民事局長通達
 「戸籍法及び戸籍法施行規則の一部改正に伴う
 戸籍事務の取扱いについて」で、例外が認められています。
 「国籍取得者が国籍取得前に本国においてその氏名を
 漢字で表記する者であった場合において、相当の年齢に
 達しており、卒業証書、免許証、保険証書等により
 日本の社会に広く通用していることを証明することが
 できる名を用いるときは、正しい日本文字としての漢字
 を用いるときに限り、制限外の文字を用いて差し支えない。」
 とのことです。
 蓮舫さんは、民主党政権の際に内閣府特命担当大臣に。
 その際に名前が問題となりました。
 2010年6月8日の閣議で「内閣府特命担当大臣(行政刷新)である
 蓮舫(本名村田蓮舫) 国務大臣の名前については、今後、
 政府代表等への任命行為及び許可等対外的な法律上の行為に
 ついては村田蓮舫名を使用し、それ以外は蓮舫名を使用することとする。」
 と口頭で了解されたとのことです。

〇「舫瘡」は「ざそう」。
 いわゆるニキビのこと。





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