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「林先生が驚く初耳学!」。林先生の「カルボナーラは炭焼き職人発祥」との説明に疑問。 [グルメ]

2019年1月13日、番組「林先生が驚く初耳学!」は、
「【パリコレ学★俗説の真偽を解明】」。
https://www.mbs.jp/mimi/

5つの俗説の真偽を検証していました。

「朝起きられないのは低血圧だから」、
「イライラの原因はカルシウム不足」
「年をとると筋肉痛は遅れてやってくる」など、
“勘違いだらけの俗説”が紹介されていました。

このブログで取り上げたいのは、
それとは別の初耳学第1問で出された
「カルボナーラ」についてです。

そうあの濃厚なイタリアンの
代表的なパスタの一つ。

番組では
「黒コショウをかけていないと
カルボナーラといえない」として、
赤坂でカルボナーラを出す
お店は77軒あったが、そのすべてで
黒コショウがかかっていたと。




そして
「なぜ黒コショウをかけなければならないのか」
と林先生に問うていました。

林先生は、「知ってた」として、
「名称に答えが含まれている」として
カルボナーラって言葉の意味、
黒コショウの役割を説明。

すなわちカルボナーラはCarbonaraでCarbon=炭。
もともとイタリアの炭焼き職人が食べていて、
炭焼き職人が食べていたのでどうしても
炭の粉がかかった。という訳で、黒いものが
かかっていないとカルボナーラにならない。
実質的な味の面でも黒コショウをかけて、
カルボナーラというようになった旨、答えていました。

番組ではそれを「お見事!」と認定。

「カルボナーラは炭焼き職人が作ったのが発祥
黒コショウは炭に見立てたもの」とのスーパーが。

また最後に、Carbonaraの語尾araは
職人風とも説明していました。

うーん。

この説明、番組のその日のテーマ的に言うと、
俗説です。

カルボナーラは炭焼き職人が食べていた、
もしくは作っていたというのは、正しくありません。

そういう説があることはありますが、
(アルペン山脈、アブルッツォ州の
炭焼き職人が作っていたとの説)
最も有力な説は、第二次世界大戦時の
1944年、ローマ(イタリア)が解放され、
連合軍のアメリカ軍により卵、ベーコンが
豊富に流通するようになり、将校たちが
それらを使った料理を求めたのが原型
とされています。

つまりローマ発祥のパスタ。

炭焼き職人たちが実際に作っていたのではなく、
彼らが仕事の合間にパスタを作ったなら、
手や身体に付いた炭の粉が落ちて、このように
なるのではないかという想像で作られたもの
というのが、一般的です。

その意味で黒コショウを炭になぞらえた、
見立てたというのは当たっています。

ローマに、1906年創業の
「ラ・カルボナーラ(La Carbonara)」
http://www.lacarbonara.it/
というお店があり、ここが上の説明での
カルボナーラの発祥の店とされています。

個人的には同じローマの「ロショーリ」の
カルボナーラが好み。
「ガンベロロッソ」でこちらのカルボナーラが
1位に選ばれたことも。(ナヴォーナ広場周辺)
http://www.salumeriaroscioli.com/

番組の説明の根拠はどこにあるのだろうか。

イタリア語の説明についても触れたいが、
また別の機会に。

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